左右型二世帯住宅のメリット、デメリット
最近よく聞く「二世帯住宅」。
実際どうなの?に
ミヤウチ建設がお答えします。
本日のテーマは…
\左右型二世帯住宅/
最近、流行なのが
「左右型二世帯住宅」です。
親世帯と子世帯が左右に配置され
各世帯が二階建てになっている二世帯住宅です。
階段が二箇所あり、
トイレが四箇所ある場合もあり、
床面積は大きくなってしまい
コストも上がってしまいますが、
親世帯と子世帯の間に水回りを配置する
等の間取りの工夫で
プライバシーを確保することができます。
◎左右型のメリット
「長屋(ながや)」のような形状の二世帯住宅のため、
お互いのプランバシーは確保されます。
間取りの工夫で、
親世帯と子世帯の間に
共有スペースを作ることもできますし、
世帯間を水回りでふさいでしまうこともできます。
各世帯の独立性が高いため
将来的に一世帯分のみを賃貸住宅として
活用することもできます。
また間取りの自由度が高いのも魅力です。
◎左右型のデメリット
一戸建ての家を二棟建てるのと同じくらいの規模になるため、
二棟分の建物が収まる広さの敷地面積が必要になります。
また、建築費も二棟建てるのと同等の費用が必要になります。
建物の規模が大きくなるので、
間取りで工夫をしないと建物の中心付近は
窓がない空間になり、
日当たり風通しの悪い建物
になってしまう可能性があります。
ワンポイントアドバイス
左右型二世帯住宅は、
プライバシーを重視した
二世帯住宅です。
間取りの工夫によっては
お互いのプレイバシーを
確保しながら
共有の空間をつくったり、
生活音の問題を気にすることなく
必要なときだけ交流できる
理想的な二世帯住宅をつくることが可能です。
しかし、建築面積が大きくなりすぎて、
将来的に不必要な空間が
たくさんできないように注意したいところです。