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家づくりを考えるなかで、
比較して検討したいあれこれを
ミヤウチ建設なりに解説します。
 
今回の取組は…
 

    (東)和室
    (西)畳コーナー


 
さて、軍配はどちらに上がるのか?
見合って見合って~~
はっけよい、のこった!
 

和室と畳コーナーってどう違うの?

 
昭和の時代の住宅には必ず
「和室」がありました。
 
玄関を入って右に和室で
左に台所と居間があるという感じですね。
 
しかし、最近の住宅はLDKを広くする傾向があり、
和室のない住宅も多くあります。
 
その代わりに、LDKの一画に「畳コーナー」を
設置するような間取りも多く見られるようになりました。
和室とはお客様をとおす「客間」であったり、
お仏壇がある「仏間」であったり、
独立した部屋として使用できる空間です。
 
それに対して、畳コーナーはリビングの一部に畳を敷いて、
ちょっと昼寝をしたり小さなお子様のお世話をしたりする空間です。
  

◎和室のメリット

・生活空間から独立した部屋になっているので来客に対応しやすい
・親戚や友人を泊めることができる
 

◎和室のデメリット

・来客時くらいしか使わない部屋になる可能性がある
・家の床面積が大きくなってしまう
 
 

◎畳コーナーのメリット

・LDKと同じ空間内にあるため利用頻度が多い
・LDKが広く感じる
 

◎畳コーナのデメリット

・独立性がないため、部屋としての機能は期待できない
・来客時にリビングを通らないと畳コーナーへ行けない
 
 

結論

限られたスペースの中で、
あまり使うことのない部屋を作るのは
合理的ではありません。
 
来客の頻度が多く、親戚が泊まりに来る機会が
多い場合は、独立した和室が必要です。
 
しかし、友人が来たときにリビングで
応対することが多いのであれば、
あえて和室をつくる必要は無いと思います。
小さな子供の昼寝スペースと考えても
リビングの一画にある畳コーナーで十分です。
 
また、和室と畳コーナーの中間のような
「リビングと続き間の和室」というパターンも人気があります。
ご家族の生活パターンにあわせて
無駄のない間取りを作ることが重要でしょう.
 

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