ロフトと屋根裏収納の違いは？

家づくりの参考に！
比較検討したいいろんなことを
ミヤウチなりにアドバイスします(^^)

本日の取り組みは…

（東）＃ロフト
（西）＃屋根裏収納

さて、軍配はどちらに上がるのか？
見合って見合って～～
はっけよい、のこった！

ロフトと屋根裏収納の違いは？

ロフトも屋根裏収納も、
最上階（2階建てなら2階）の天井の上の
屋根裏スペースを活用します。

例えば2階建ての2階リビングに
ロフトを設置する場合は、
リビングの上部を勾配天井にして
ハシゴを設置しロフトへ上がるようにします。



したがって、リビングからロフトは常に見えており、
ロフトの床や壁はリビングと同じように
フローリングや壁紙で仕上げます。

それに対して屋根裏収納は
リビングから見えることはありません。

平天井に開口があり
昇降式ハシゴで屋根裏収納に上がります。



屋根裏収納の内部仕上げは、
壁は耐火ボードで、
床は構造用合板のままの場合が多いです。

なお、ロフトの場合も屋根裏収納の場合も、
建築基準法で面積や高さの制限があり、
ロフトについても法律上はあくまで
小屋裏を利用した「物置」となります。

◎ロフトのメリット

・ロフトを子供の勉強スペースやお父さんの書斎として使える。
・下から見上げた時の開放感がある。

◎ロフトのデメリット

・下の部屋が勾配天井になるので気密断熱性能が落ちる。
・下の部屋に常設されるハシゴがじゃま。

◎屋根裏収納のメリット

・あまり使用しない荷物を大量に収納することができる。
・下の部屋は平天井なので気密断熱性能は問題なし。

◎屋根裏収納のデメリット

・ハシゴで昇降するので大きな荷物や重たい荷物の出し入れが困難。
・夏は暑い。

結論

屋根裏のスペースを有効利用するという意味では
ロフトも屋根裏収納も同じですが、
ロフトは「部屋」として活用、
屋根裏収納は「収納」として活用するので、
計画する建物で
部屋をもう少し広くしたいのならロフト、
収納を増やしたいなら屋根裏収納がおすすめです。

また、内装仕上げが異なるため
価格は通常ロフトの方が高くなりますので、
費用対効果を考えて検討すると良いでしょう。