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家づくりとお金の話2025.04.07

気になる「変動金利」、これから借りても大丈夫?

住宅ローンを契約するとき、7割以上の人が選択するという「変動金利」。

一方、最近になって金利上昇がニュースを騒がせていて、「変動金利はこれからどんどん金利が上がっていくかも」という不安の声が聞こえてくるようになりました。

住宅ローンは返済期間が長いので、「将来何かあったらどうしよう」と心配する気持ちは当然ですね。

 

今回はこれから家を建てたいと考えている人のための、変動金利のお話です。

長年皆さまの家づくりをお手伝いさせていただいたミヤウチ建設から、変動金利を上手く利用して家づくりを進めるポイントをお伝えします。

 

1.「変動金利」ってどんなローン?今こそ基本をおさらいしよう

家づくりを考えている人なら、おそらく一度は「変動金利」という言葉を聞いたことがありますよね。

でも、どんなメリットがあって、実際に金利が上がると返済がどうなるかまではイメージできていない方も多いと思います。

まずは変動金利の基本についてお話ししていきます。

 

(1) 変動金利の仕組み

変動金利型住宅ローンは、その名のとおり返済中に金利が変わるローン商品です。

契約時に0.5%の金利だとしても、その後2%や3%に上がる可能性もあります。

 

変動金利では、市場の状況や金融政策に影響を受けて、半年に一度金利の見直しが行われます。

「じゃあ半年ごとにローンの返済額がどんどん上がっていくかもしれないの?」と思われるかもしれませんが、

ほとんどの金融機関には「5年ルール」と「125%ルール」という借り手を守るための返済ルールが設定されています。

 

実際の返済額の変更は5年ごと(5年の間は毎月の返済額は一定)、さらに5年後に返済額が増えたとしても、その上限は元の返済額の125%までにすることと決められています。

この2つのルールのおかげで、変動金利でもある程度は計画的に返済していくことができるようになっているのです。

 

ただし、毎月の返済額が同じといっても金利が上がっていることに変わりはなく、その分の支払いは先送りにされる形になります。

毎月の返済額の内訳を見ると、利息ばかり払っていて元金があまり減っていないという状態かもしれません。

さらに払いきれなかった利息は、返済の終わりまで繰り越されていっている可能性もあるので要注意です。

 

(2) 知っておきたい!変動金利のメリットとデメリット

変動金利のメリットは、最初の数年でしっかりと元金を減らせることです。

これは住宅ローンに限らずですが、借りたお金はどんどん元金を減らしていかないと、それだけ余分に利息を払わなくてはなりません。

特に高額な住宅ローンは、金利が高いほど利息ばかりを払っている状態になってしまいます。

一般的に変動金利は最初は低い金利が設定されているので、返済スタートの時点から効率的に元金を減らしていけます。

 

一方、変動金利のデメリットといえば、それはやはり返済期間中に思いがけず金利が上がってしまうリスクがあることでしょう。

ですが、変動金利のリスクには、ちゃんと対処する方法があります。

1つは、余裕のある資金計画を組んでおくこと。そして、いざというときのために繰上返済用のお金もちゃんと用意しておくことです。

 

金融機関が審査をするのは「借りられる額」であって、「無理なく返済できる額」ではありません。

金利が上がったときのこともシミュレーションして、自分たちが毎月無理なく返済していけそうな額はいくらかを考え、そこから家づくりの全体の予算を決めるのがおすすめですよ。

2.家づくりには、ゆとりのある資金計画が大切

最近の金利上昇のニュースから、「金利がこれ以上高くなったら怖いから、今は家づくりはやめておこうかな」と思っている人もいるかもしれません。

すが、金利の不安を理由として、長年憧れていた家づくりを諦めてしまうのはもったいないですよね。

全体として住宅価格が上がっている今は、賃貸の家賃相場も高くなってきています。

さらに金利がこれからも上昇するのなら、住宅ローンを払い始めるのは1日でも早いほうがいいという考え方も。

「金利が心配だから家を建てない」のではなく、「金利のことを考えて、余裕を持って資金計画を立てる」ことが大切です。

 

特に注文住宅を建てるときは、金利が上がったときにも住宅ローンを返済できるようにゆとりある資金計画を立てて、工務店やハウスメーカーに予算についてちゃんと相談しておくこ

とをおすすめします。

お客様のことを大切に考えている会社であれば、予算内で快適な家を建てられるように、相談しながら一緒に家づくりを進めてくれるはずです。

 

ミヤウチ建設は、地元の藤井寺で長年多くのお客様から家づくりのご相談に乗ってきました。

お客様のご予算の中でしっかりと住み心地の良い家を作ってきたことで、地元の皆さまからの信頼をいただいています。

 

お客様の家づくりのご予算についても担当者が一緒に考えていきますので、お気軽に相談してくださいね。

 

3. 変動金利型住宅ローンで家を建てる人にアドバイス!

最後に、金利上昇の時代での変動金利との付き合い方です。

次の3つのポイントをしっかり抑えておくことで、変動金利の不安を減らすことができます。

 

(1) 返済シミュレーション

変動金利型の住宅ローンを利用するときは、事前にしっかりと返済のシミュレーションをしておきましょう。

各金融機関のWebサイトにある返済額のシミュレーションを使うと、借り入れ金額ごとの毎月の返済額が見られるので、支払いのイメージがしやすくなります

金利が多少上がったとしても無理なく返済できる額だけ借り入れるようにしておくのがポイントです。

 

(2) 繰上返済への備え

「いくらシミュレーションをしていても金利の予測に絶対はないから心配」と思う方もいますよね。そのために備えておきたいのが、繰上返済の資金です。

繰上返済は毎月の返済とは別に、まとまった金額を支払ってローンの残高を減らすこと。

思った以上に金利が高くなってしまったときも、繰上返済で元金を減らせば月々の返済額を抑えられます。

繰上返済用に、ローンの返済とは別に少しずつお金を積み立てておくのがおすすめです。

「金利が上がったら繰上返済すればいい」という心持ちでいられれば、グッと気持ちが軽くなりますよ!

 

(3) 借り換えも検討

いよいよ金利が上がってきたときには、他の住宅ローン商品への借り換えを検討してもいいかもしれません。

固定金利にしてしまえば契約時の金利がずっと続くので、その後の返済計画も立てやすくなるでしょう。

また他の金融機関で、ご新規向けにもっと金利が低い変動金利型住宅ローンが出ている場合もあります。

ただし借り換えには手数料などが発生するので、それをふまえても借り換えにメリットがあるかは慎重に検討してくださいね。

 

4. 無理のない予算での家づくり、ミヤウチ建設にお任せください!

変動金利型住宅ローンを選ぶのなら、資金にゆとりを持って無理のない返済計画を立てることが大切です。

そのためには、家づくりに実際いくらお金がかかるのか、まずは見積もりを取るところから始めてみてはいかがでしょうか?

 

ミヤウチ建設では注文住宅からリフォーム、賃貸まで、地元の藤井寺の皆さまに様々な形で最適な住まいをご提案してきました。

家づくりは真心をこめて、ただただ真面目に。目に見えないところにこそ手をかけて、住み心地の良い家をつくることにこだわっています。

家づくりをお考えのときは、ぜひ一度ミヤウチ建設にご相談ください!

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