◇◆ 28坪 L型キッチンの家 ◆◇
お客さま:限られた土地でも家事がしやすくて住みやすい家がいいなぁ。
ミヤウチ:今回ご紹介するのはこちらの住まい!お客さまにピッタリなおうちをご提案します。
お客さま:爽やかな印象の外観ですね。
ミヤウチ:白を基調としたシンプルなデザインなので、周囲の雰囲気にも馴染みやすいです。雨の日でも濡れないように、駐車場にはカーポートを設けました。さっそく中に入ってみましょう!
ミヤウチ:こちらが18帖のリビングです。
お客さま:すっきりとした印象ですね。キッチンは壁沿いにあるんですか?
ミヤウチ:そうなんです。L型のキッチンを壁沿いに配置して、ダイニングの広さを最大限に確保しました。
お客さま:モデルルームやCMで見かける対面式のキッチンもオシャレで良いなと思っていたんですが、L型のキッチンにはどんな魅力があるんですか?
ミヤウチ:日本は対面式のキッチンが多いので、L型のキッチンに馴染みがないかもしれませんが、横移動をしなくて良いので、動線がコンパクトになって調理が楽になったり、油や水はねの掃除がしやすくなるといったメリットがあります。
お客さま:それは良いですね!L型のキッチンに惹かれてきました。
お客さま:大きな窓があって、日当たりもばっちりですね。
ミヤウチ:自然光がたっぷりと入るように、南側に設計しました。
お客さま:外には庭があるんですね。
ミヤウチ:そうなんです。日当たりが良いので、ここで洗濯物を干すこともできます。
お客さま:洗濯物を持って2階に上がらなくて良いんですね。洗濯が楽になって嬉しいです!
ミヤウチ:1階は動線にもこだわりました。帰宅後すぐに手を洗えるように、玄関と洗面所を近くに設計しました。
お客さま:子どもがまだ小さいので、ウイルス対策は万全にしておきたいです。
ミヤウチ:ご家族のことを考えると、ウイルス対策は生活にマストですね。
お客さま:限られた空間でも動線の工夫1つで、家族の健康を考えた間取りにできるんですね。
ミヤウチ:その通りです。ご家族のことを考えたポイントはほかにもあります。水回りを見て下さい。
お客さま:あっ!脱衣所と洗面所が別々ですね。
ミヤウチ:そうなんです。脱衣所と洗面所が1つにまとまっていると、入浴と帰宅のタイミングが被ってしまった時、プライバシーを守ることができません。
お客さま:なるほど。確かにそうですね。
ミヤウチ:お子さまが年頃になられた時、プライバシーの確保はますます必要になると思うので、脱衣所と洗面所を分けた間取りにしました。
ミヤウチ:次は2階を見てみましょう。
お客さま:窓があると開放感がありますね。
お客さま:心地良く目覚めることができそうですね。8帖の広さがあれば、収納家具を置く空間も確保できますね。
お客さま:それだけ収納があれば十分ですね!
ミヤウチ:2階は寝室以外にも、2つの個室を設計しました。
お客さま:5帖の洋室は子ども部屋にぴったりですね。
ミヤウチ:部屋数を最小限に抑えた分、各部屋に収納を確保して、限られた空間を有効活用しています。
お客さま:それは良いですね!家事がしやすくなったり、家族の健康やプライバシーを守れたり、魅力がたくさんつまった家ですね。
ミヤウチ:ありがとうございます。キッチンの配置や動線の工夫で生活空間を広々と確保しているので、住みやすいと思います。今回のツアーは以上です。
ワンポイントアドバイス
・キッチンをL型にしたことでリビング空間を広く確保。
(油や水はねの掃除がしやすいといったメリットも)
・南側の庭に洗濯物を干すことができるため、2階に洗濯物を持って上がる必要がない。
・玄関から洗面所までの動線を確保。
(コロナ禍でも安心の間取り)
・脱衣所と洗面所を分けることで、プライバシーを確保できる。
・2階には3帖のウォークインクローゼットと各部屋収納があり、収納に困らない。