家づくりに関する言葉を
わかりやすく解説します!
今回ピックアップするのは
#敷地調査
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【敷地調査】
敷地の現在の状況を確認する重要な作業。
建物を計画する早い段階で行うべきだが
省略してプラン提案を先に行う
ハウスメーカーも出てきた。
その場合は敷地調査の結果によって
プランが変更になる可能性もあるので注意。
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家を建てる工務店やハウスメーカーは
建物の計画をする際に
必ず「敷地調査」を行います。
■調査すること
・その敷地のもつ法律的な制限
・ライフラインの整備状況
・登記上の権利関係
・敷地の現況の大きさや高低差
■不備があると困ること
・法的に建てることができない家の計画をしてしまう
・上下水道の引込みのために多額の工事が必要であることが契約後に判明する
・相続登記(不動産の所有者が亡くなった場合に登記名義を相続人へ変更し、所有者を変更すること)が未了の土地に建物を建ててしまう
建物を計画する早い段階で
正確な敷地調査を行わなければ
後々トラブルになる可能性があるので、
工務店やハウスメーカーにとっては
非常に重要な作業です。
しかし、最近は敷地調査を省略し
プラン提案を行っている
ハウスメーカーも出てきました。
展示場に来場したその場で
パソコンを使って
概略のプラン提案を
行ったりするケースもあります。
お客さまにとっては、
すぐにプランを見ることができるので
嬉しいことでもありますが、
その場合は、
敷地調査を行った結果次第で
提案プランが変更になる可能性がある、
と理解しておくことが必要です。
また、敷地調査が無料の会社もあれば
5~10万円かかる会社もあります。
そのあたりはハウスメーカーによりマチマチなので、
どのような流れで打合せが進んでいくのかを
初期段階でしっかり確認しておきましょう。
いずれにしても、建物を計画する際に
敷地調査は大変重要な作業です。
適当な調査しか行わずにプラン提案する会社には
注意が必要です。