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解説!住まい語辞典2019.06.21

市街化調整区域とは?



家づくりに関する言葉を
わかりやすく解説します!


今回ピックアップするのは

#市街化調整区域






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【市街化調整区域】


市街化を抑制するための区域で、
ここに家を建てるときは
手間のかかる手続きが必要。
十分な日程と費用を
見込んだ計画を立てるのがよい。


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街を活性化させるために
開発された「市街化区域」に対して、
「市街化調整区域」という
無秩序な市街地の拡大を
抑制する区域
が存在します。


ミヤウチ建設がある
藤井寺市に隣接する羽曳野市や富田林市でも
そこそこの面積の市街化調整区域があります。




市街化調整区域で戸建住宅を建築する際は、
開発許可などの手続きが必要で
時間も費用もかかり
それでいて、必ず許可が下りるとも限りません。


たとえば、先祖代々受け継がれた土地が
市街化調整区域に存在する場合、
そこで、その子孫が家を建てようとしても
開発許可(家を建てるなどの理由で土地の改良工事を行うことへの許可)や
開発許可等不要証明申告書
(開発許可がいらないと証明をするもの)
などの手続きが必要で、
通常の建築確認申請と比べるとかなり時間とお金がかかる
大変な手続きが必要となります。





よって、市街化調整区域に存在する小学校では
その校区に新しく家を建てるのが大変なため、
深刻な児童数不足に悩まされている学校もあります。


それでなくても少子化が進んでいるのに、
市街化調整区域の集落は
若い人がいない地域になってしまう
リスクもあるのです。


親が代々受け継いだ土地に
戸建てを建築予定の方は、
その地域が市街化調整区域なのか否かを確認して
万が一、市街化調整区域であった場合には、
開発許可に相当な時間がかかるので
それを見込んだ日程で計画を建てた方がよいでしょう。

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