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解説!住まい語辞典2019.06.13

現況測量とは?

家づくりに関する言葉を
わかりやすく解説します!
 
今回ピックアップするのは

#現況測量

 
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【現況測量】
 
敷地の現状のサイズや高低差を
確認するための調査。
費用が発生するのでおおよその建物計画は
無料で行える概略プランで立てるのがおすすめ。
 
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建物を計画する段階での作業として、
「現況測量」があります。
測量屋さんが敷地の現在の
位置・面積・高低差などを測って
データ化することです。
 
平面的な大きさの測量と、
断面的な高さの測量も行い
そのデータに基づいて新築建物の
配置計画や造成計画を行います。
 
 
法務局に備え付けの「地積測量図」も
土地の大きさを示す書類にはなりますが、
かなり古い測量図も存在するため、
誤差が発生するケースもあります。
 
また、地積測量図では
土地の高低差はわからず、
隣接する構造物や上下水道管の
位置等もわかりません。
 
 
なので、新築建物の配置計画や
高さの計画をする際には、
現況測量を行って、
しっかりと敷地の現況を
把握することが重要です。
 
ただし、一般的に
現況測量を行うためには
測量屋さんに対して
5~10万円の費用が発生します。
 
よって、現況測量を行うタイミングは
検討する必要があります。
 
まだ家を建てるかどうかが
決まっていないのにお金を払って
現況測量を行うのはリスクがありますが、
現況測量をしないことには
新築建物のきっちりした計画ができません。
 
 
まず地積測量図等を利用し、
無料で行える概略プランで
おおよその建物計画を立て
「進めていこう」
となったときにお金を払います。
 
そして現況測量を行い、
きっちりと建物計画を立ててから
ハウスメーカーや工務店と
建設工事請負契約
(請負人が工事を完成させることを約束し、
注文者がお金を支払うことを約束する契約)を
締結するのが理想的な流れだと思います。
 

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