家づくりに関する言葉を
わかりやすく解説します!
今回ピックアップするのは
#地盤調査
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【地盤調査】
必ずおこなう調査。
地盤補強工事の費用は
あらかじめ予算に算入しておくこと!
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建物を計画する際、
どのような基礎形状にするかは
その敷地の地盤の状態により異なります。
よって地盤調査をしないと
設計図書が完成しないということです。
住宅においても地盤調査は義務付けられており、
建物の10年保証をするためには
必ず地盤調査の実施が必要で、
地盤の状態によっては補強工事が必要となります。
注意すべきなのは住宅の「建替え」の場合。
一般的には古家が残っている状態で
施工会社と請負契約を締結しますが、
地盤調査は古家の解体工事が終わった更地の状態で行います。
つまり、地盤補強工事が必要なのかどうか
わからない状態で請負契約を締結することが多いのです。
請負契約した後に、地盤調査を行った結果
100万円を越えるような地盤補強工事費が必要となることも。
資金計画に「地盤補強工事」が入っていないと
計画が狂ってしまいます。
そのようなことにならないように、
あらかじめ、地盤補強工事が必要だった場合の予算を
資金計画に算入しておく必要があります。
軟弱な地盤に補強工事を行わず
直接基礎で家を建ててしまうと
時間の経過とともに
建物が傾いてしまう可能性があります。
また、大きな地震が発生した際に
建物が倒壊する可能性も高くなります。
そのようなことにならないためにも、
地盤調査を行い、その結果に基づいて
適切な地盤補強工事を行うことが重要です。