解説!住まい語辞典2018.09.14
建ぺい率と容積率とは?
家づくりに関する言葉を
わかりやすく解説します!
今回ピックアップするのは
「建ぺい率と容積率」
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【建ぺい率と容積率】
土地の面積に対する
建物の大きさの割合で、
土地によって制限されている
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◎「建ぺい率」とは
敷地面積に対する建築面積の割合で、
建築面積とは1階の床面積ではなく
建物を真上から見たときの
水平投影面積をいいます。
大阪府では建ぺい率が60%の地域が多く、
敷地面積が100㎡なら建物面積は60㎡まで可能で、
残りの40㎡は空地(駐車場や庭や通路)
が必要ということです。
◎「容積率」とは
敷地面積に対する延床面積の割合です。
大阪府では容積率200%の地域が多く、
敷地面積100㎡なら延床面積は200㎡まで可能
ということになります。
建ぺい率60%、容積率200%の地域で
2階建て住宅を建てる場合は、
容積率はそれほど気にする必要はなく
建ぺい率がオーバーにならないように
計画する必要があります。
ただし、
建ぺい率には角地緩和の、
容積率には道路幅員による制限
がありますので個別で検討する必要があります。
土地購入を検討する場合は、
その物件の建ぺい率と容積率が
何%までOKなのかを確認して、
ご自身が考えている規模の建物を
建築可能かどうかを事前に確認することが重要です。