家づくりに関する言葉を
わかりやすく解説します!
今回ピックアップするのは
#隣地斜線制限
//////////////////
【隣地斜線制限】
隣接地の日当たりや風通しを確保するための高さ制限
(20m以上の建物から適用!)
//////////////////
建物を建てるには高さの制限があります。
「隣地斜線制限」とは、隣接する土地の日当たりや
風通しを維持するために設けられた制限です。
マンションやビルを建てる際、高さが20mを超えるようであれば
「隣地斜線制限」が適用されますが、
一般的な2階建てや3階建ての、10mに収まる建物の場合には適用されません。
20mを超える建物の場合、20m以上の部分は
隣地境界線までの距離の1.25倍または2.5倍以下に制限されます。
高さと斜線の角度によって制限された範囲内で、
建物を計画する必要があるのです。
ワンポイントアドバイス
この制限は、高さが20mを超える建物に適用されるものであり、10m以内に収まる一般的な建物を計画する際には、あまり気にしなくて良い制限です。
ほかにも、「緩和措置」や「天空率」という斜線制限を避けるための特別な計算があるため、プロのアドバイスを受けて、合法的に土地を最大限に利用した建物の計画をおすすめします。