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解説!住まい語辞典2019.10.11

建築確認概要書とは?

家づくりに関する言葉を
わかりやすく解説します!


今回ピックアップするのは

#建築確認概要書



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【建築確認概要書】


建築計画の概要がわかる書類で、
役所に行けば関係者以外でも閲覧できる。
(DMなどの売り込みのために利用されることもしばしば…。)


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「建築確認概要書」とは建物を建てる際に
必要な建築確認申請書のひとつ。
ここには建築物の概要が記載されており、
役所(都道府県庁や特定行政庁)に保管されます。




建築確認概要書は役所に行って手数料を支払えば、
関係者でなくても閲覧することができます。






例えば、自宅の隣の家が建て替え工事をするとき、
どんな規模の建物が建つのか知りたければ
役所に行って建築確認概要書を請求すれば確認できるのです。


ただし図面までは掲載されていませんので、
あくまで建物面積や配置だけを閲覧することができます。




知っておきたいのは、建築確認概要書には、
建築主の氏名・住所も記載されているので
誰が家を建てるのかが知られてしまう恐れがある
ということ。


個人情報保護の時代に逆行しているように思いますが…、
これを利用して、書類を閲覧した業者から
DM等の売込みがある場合もあります。


例えば、家を建てると必要になる
「家具屋」「カーテン屋」「外構・造園屋」「引越し屋」などから
ダイレクトメールがあったり、
電話がかかってくることがあります。




役所のシステム上、やむを得ないことだと思いますが、
このような売込みがストレスに感じることもあるかもしれませんね。


中古住宅の売買などでは、
役所に保管されている建築確認概要書が
重要な役割を担っていますが、
本来の目的とは違う目的で利用されるケースがあるのも事実。
今後、役所での管理体制の見直しにも期待したいところです。

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