持ち家は「負動産」?資産価値を維持するための出口設計【ミヤウチさんが解説】
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「せっかく家を建てるなら、将来も資産として残したい」。多くの方はそう考えていると思います。その一方で、「人口が減っていく中で、家が売れなくなるかも」「子どもに家を遺すと逆に負担になるのでは?」と不安を感じている方もいるかもしれません。
今回は、持ち家の資産価値を長く維持するための考え方について、藤井寺市・羽曳野市をはじめとする南大阪エリアで長年注文住宅や建て替えを手がけてきたミヤウチ建設が、分かりやすく解説していきます。
なぜ持ち家が「負動産」と呼ばれるのか?その理由と背景
「家=資産」というのが一般的な認識ですが、すべての家が将来に渡って価値を保てるわけではありません。売却しにくく、維持費や固定資産税ばかりかかる住宅は、「負動産」と呼ばれることもあります。
特に、次のような家は将来の資産性が低くなる傾向があるのは事実です。
| 耐震性・断熱性など建物自体の性能が低い |
| 定期的な点検や修繕がされておらず、メンテナンス履歴も残っていない |
| 省エネ性やバリアフリーなど、今後求められる住まいのニーズに合っていない |
| 家族構成が変わると使いにくくなる、間取りが変更しづらい |
家の資産価値を考えるときは、「立地」が重視されがちです。しかし、立地だけに頼って建物自体の資産性を疎かにしていると、人口減少や空き家問題が深刻化する時代においては、家の「負動産」化は避けられないでしょう。
「良い土地を確保できたから安心」と気を抜くことなく、「何十年先まで価値を保てる建物にする」という意識が大切です。
南大阪エリア(藤井寺・羽曳野等)における住宅価値の実状
南大阪の住宅価値を考えるときも、「このエリアだから家の資産価値は上がる」「このエリアは期待できない」など、市単位で単純に判断することはおすすめできません。同じ市内でも、そこにどのような家を建てるかで住宅としての価値は変わります。
地域密着の工務店としてミヤウチ建設が考える、「南大阪で将来的にも評価される家」には、以下の3つの共通点があります。
- 建物の性能の高さ
- 維持管理のしやすさ
- 落ち着いた住環境
この3つのポイントと、各エリアの特性をふまえて、バランスの良い家づくりを計画する必要があるでしょう。
たとえば一般的に人気の高い藤井寺駅周辺は、大阪市内に15分以内という抜群のアクセスが特徴です。非常に便利な立地ですが、その分、土地価格も上昇傾向にあり、建物に十分な予算を残せるか注意は必要でしょう。
南大阪では他にも、古市駅が特急・急行の停車駅となっており、アクセスの良さで人気を集めています。周辺の土地価格も、藤井寺駅周辺ほど高くないのが魅力です。
また、羽曳が丘・桃山台等は自然豊かで静かな環境で、子育てにもおすすめのエリアです。藤井寺駅・古市駅周辺よりも土地価格が手頃となっており、それだけ建物にお金をかけることができるでしょう。
後悔しないための「出口設計(リセールバリュー・引き継ぎ)」とは?

家づくりの「出口設計」とは、将来その家に自分たちが住まなくなったときの「売る」「貸す」「家族へ引き継ぐ」といった選択肢まであらかじめ考えておくことです。
新築時には「ずっとこの家に住みたい」と思っていても、転勤や家族構成の変化、老後の住み替えなどで住まい方が変わることはあります。だからこそ、間取りや住宅性能を決める段階から、将来の使い道まで想定しておくと安心です。
| 想定される出口 | 家づくりで意識したいこと | メリット |
|---|---|---|
| 売却する(リセール) | ・耐震性 ・断熱性などの住宅性能 ・維持管理のしやすさ ・使いやすい間取り ・点検・修繕履歴の保存 | 次の買い手から評価されやすい家になる |
| 賃貸に出す | ・立地・生活しやすい動線 ・設備の維持管理性 | 自分が住まなくなった後も住まいを活用できる |
| 子ども・孫へ引き継ぐ | ・耐久性・間取りの可変性 ・点検・修繕履歴の保存 | 世代が変わっても住み継ぎやすい |
共通して重要なのは、「誰にとっても使いやすい家」を意識することです。極端に個性的な間取りや設備は、売却や賃貸の際にはマイナス要素になる場合があります。
また、住宅の性能や修繕履歴をきちんと残しておけば、将来その家を引き継ぐ人にとっても安心材料になるでしょう。「建てたら終わり」ではなく、将来どう活かすかまで考えて家をつくる。それが、持ち家を長く価値ある資産として残すためのポイントです。
資産価値を長く維持する家づくり 4つの重要ポイント
将来、家を「売る」「貸す」「家族へ引き継ぐ」ことまで考えるなら、大切なのは見た目だけではありません。長く安心して使える性能と、メンテナンスのしやすさが、家の資産価値に大きく影響します。
ここでは、資産価値を維持するための4つのポイントを紹介します。
1. 耐震性・断熱性など「基本性能」をしっかり確保する
耐震性や断熱性などの基本性能は、住宅の価値に直結します。「ZEH水準の省エネ性能」や「長期優良住宅」など、一定の性能基準を意識して建てることで、建物としての資産価値を長く維持することができます。
2. 将来の修繕費を考えて、耐久性の高い素材を選ぶ
素材を選ぶときは、初期費用だけでなく、何年ごとにどの程度のお手入れが必要になるかまで確認しましょう。耐久性の高い外壁材や屋根材を採用すれば、将来の塗り替えや補修の回数を抑えやすくなり、住み継ぐ人にとって価値の高い家になります。
3. ライフステージに合わせて変えやすい間取りにする
家族構成が変われば、必要な部屋数や部屋の使い方も変わります。そのため、自分たち家族だけに最適化しすぎないことも重要です。
子ども部屋を将来ひとつの部屋として使えるようにしたり、1階だけでも生活できるようにしたり。幅広い世帯に対応できるよう、可変性のある間取りにしておくと、売却や賃貸も考えやすくなります。
4. 定期点検とメンテナンスの履歴を残す
性能や素材にこだわって家を建てても、外壁や屋根、設備などの定期点検は必要です。不具合が見つかった場合は、早めに補修しておきましょう。
さらに、「いつ・どこを・どのように修繕したのか」というメンテナンス履歴を残しておくこともポイント。履歴があれば、売却したり家族へ引き継いだりするときにも、その家がどのように管理されてきたのかが一目で分かります。
まとめ:将来を見据えた安心の家づくりをミヤウチ建設と共に
持ち家を「負動産」にしないためには、その家を将来どう活かすかまで考えておくことが大切です。売却・賃貸・家族への継承など、出口を想定しておけば、そのために必要な間取りや住宅性能、メンテナンス計画を考えることができます。
ミヤウチ建設は、藤井寺市・羽曳野市をはじめとする南大阪で、多くのご家族のご相談を受けてきました。このエリアでの将来の資産価値まで見据えた注文住宅・建て替えのご提案には、長年の実績があります。
「建て替えかリフォームか迷っている」「将来、子どもに負担を残さない家にしたい」という方は、まずはお気軽にご相談ください。何十年も先の活用まで見据えた家づくりを、ミヤウチ建設と一緒に考えていきましょう!

Q1. 持ち家が「負動産」になるのは、どんな場合ですか?
A1. 将来売却しにくく、固定資産税や修繕費などの負担ばかりが残る住宅は、「負動産」と呼ばれることがあります。立地だけでなく、耐震性・断熱性などの住宅性能、間取りの使いやすさ、定期的なメンテナンスが、将来の資産価値に影響します。
Q2. 家づくりの「出口設計」とは何ですか?
A2. 出口設計とは、将来自分たちが住まなくなったときに、その家を「売却する」「賃貸に出す」「子どもや孫へ引き継ぐ」といった活用方法まで考えておくことです。新築時から将来の使い道を想定しておけば、住宅性能や間取り、メンテナンス計画も決めやすくなります。
Q3. 将来も資産価値を維持しやすい家にするには、何を意識すればよいですか?
A3. 耐震性・断熱性などの基本性能を確保し、耐久性の高い素材や、家族構成が変わっても使いやすい間取りを選ぶことが大切です。また、建てた後も定期点検や修繕を続け、メンテナンス履歴を残しておきましょう。







