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家づくりの知恵2025.09.10

後悔しない防音室づくりのポイント【ミヤウチさんのアドバイス】

家を建てたあとで実際に住み始めてから、意外と気になるのが音の問題。

ご近所との騒音トラブルを避けたいのはもちろん、家の中でも仕事や趣味に没頭するために自分だけの静かな空間がほしいと感じる場面が出てくるものです。

 

今回は音に関してお悩みや不安のある方必見、自宅の「防音室」のお話です。

地元・藤井寺で長年あらゆる注文住宅を手掛けてきたミヤウチ建設が、防音室の予算や注意点について解説していきます!

1.子育て世帯にも人気!憧れの防音室

「自宅で楽器を演奏したい」「映画やゲームを迫力のある音で楽しみたい」「赤ちゃんの泣き声が気になる」こうした希望や悩みを解決してくれるのが、防音室のある注文住宅です。

南大阪・東大阪エリアの住宅が密集した地域でも、ご近所への音漏れが気になるという方は多く、防音対策のニーズは年々高まっていると感じます。

 

防音室と聞くと「楽器演奏をする人専用」と思われがちですが、テレワークが広まった最近でも、子ども達の声を気にせず仕事に集中するためのスペースとして取り入れるケースも増えています。

防音室は家づくりの初期段階から設計に組み込むことで、間取りとのバランスも良くなり、将来にわたって使いやすいスペースになります。

「防音室があるといいかも」と感じたら、早めに工務店に希望を伝えておくのがおすすめですよ!

2.いくらかかる?防音室の費用感

防音室と聞くと特別な工事が必要になり「かなり高そう…」というイメージがありますよね。実際には防音室の予算は用途と広さによってかなり幅があります。

一般的な ピアノ演奏やドラムなどの「音楽用防音室」になると、100万~300万円ほどの予算をみておきましょう。

また楽器のレッスンやバンドの練習、ダンススタジオなど複数人で利用する本格的な防音室では、400万~500万円以上かかる場合もあります!

一方で、1〜2畳程度のユニット式防音室であれば、50万~100万円ほどで施工できることも。

ただし季節を問わず使用するのであればエアコン設置が必要なので、そのためには最低1.5畳以上の広さは必要になるでしょう。

 

また使用目的によって防音性能のレベルが異なるため、そこでもまた素材や施工の費用が変わってきます。

注文住宅は、防音室の仕様を予算や目的に合わせて柔軟に設計できるのがメリットです。

費用のことが気になる場合には、まずは工務店に防音室の用途とご予算を伝えて相談してみてくださいね。

3.防音室を作るときの注意点

防音室づくりで後悔しないためには、いくつかのポイントを事前に押さえておくことが大切です。

まず、防音性能は「何のために使うか」によって必要レベルが変わります。

例えば、クラシックギターとドラムでは、音の大きさや振動がまったく違うため、求められる防音構造が異なります。自分達のイメージする使い方ではどれだけの防音レベルが必要か、家づくりのプロに確認する必要があるでしょう。

 

また、防音室では気密性が高くなる分、換気計画は非常に重要です。

通常の部屋と同じようにエアコンや換気口を設置すると音漏れの原因になるため、防音性能に配慮した専用の換気ルートや空調設備が必要になります。

さらにグランドピアノや大型楽器を搬入する予定がある場合は、入口の幅や動線の確保も忘れずに。

防音室は楽器演奏などで使わなくなった後も、趣味部屋や書斎など別の用途に転用できるよう、将来を見据えた設計をしておくのがおすすめです。

4.防音室で後悔しないために、実績のある工務店へ依頼しよう

防音室は、単に壁を厚くすれば良いというものではありません。

遮音・吸音・振動対策・空調・間取りとのバランスなど、設計には専門的な知識と経験が必要です。

特にエアコンの設置や換気設備など、通常とは異なる工事が発生するため、注文住宅の中でも高い施工スキルが求められます

防音室を作ったはいいけれど「思ったより音が漏れる」「空気がこもって使いにくい」「家具の搬入ができない」といった問題が起きて後悔するということがないように、経験豊富な工務店に依頼したいですね。

防音室の設計と施工で実績のある工務店なら、ノウハウをもとに使いやすく快適な空間を形にしてくれます。

5.ミヤウチ建設が皆さまの目的に合った防音室をご提案します!

ミヤウチ建設では、「赤ちゃんの泣き声が気になるので、リビング横に防音スペースを設けたい」「在宅ワークのために集中できる一人用の防音室がほしい」「親子でピアノを楽しめる部屋をつくりたい」など、ご家庭ごとの目的やライフスタイルに合わせたご提案が可能です。

設計段階からしっかり計画を練ることで、快適性や使い勝手、コストとの最適なバランスが実現できます。

南大阪・東大阪エリアで注文住宅をご検討中の方は、お気軽にご相談ください!

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