二世帯住宅実際どうなの?~一部共有型二世帯住宅編~
最近よく聞く「二世帯住宅」。
実際どうなの?に
ミヤウチ建設がお答えします。
本日のテーマは…
\一部共有型二世帯住宅/
玄関を別々にする「完全二世帯住宅」とは違い、
ひとつの玄関を共有する二世帯住宅を
「一部共有型二世帯住宅」と呼びます。
場合によっては、
玄関だけでなくお風呂等の水まわりも一部共有している二世帯住宅もあります。
一部を共有することのメリットとデメリットをご紹介します。
1.一部共有型二世帯住宅のメリット
玄関がひとつでお風呂と洗面所もひとつの二世帯住宅なら、
単世帯住宅と比べて部屋が多く、
あとはキッチンとトイレがふたつあるだけということになります。
その場合は、二世帯住宅と言っても床面積は
単世帯住宅の1.5倍くらいで収まります。
建物面積が大きくならなければ建設費を抑えることができ、
固定資産税等の維持費も抑えることが可能です。
2.一部共有型二世帯住宅のデメリット
例えば「サザエさん」の家は玄関も水まわりも
すべて共有している二世帯住宅です。
TVアニメではほのぼのとした大家族に見えますが、
現実的には世帯間の「気遣い」はあるでしょう。
たとえ、玄関だけひとつで水まわりはすべてふたつある
一部共有型二世帯住宅だったとしても、
出かける時間帯の違いなど、お互いのプライバシーが
完全に確保されてるとは限りませんので注意が必要です。
ワンポイントアドバイス
「完全二世帯住宅」と比べると、
一部を共有にすることで、
建物規模は小さくなり建築費や維持費を抑えることができます。
また、将来的なライフスタイルの変化にも
対応しやすいというメリットがあります。
ただし、共有の部分があることで
「世帯間の気遣い」は発生します。
建築費の予算や将来の維持費の負担等、総合的に考慮して、
一部共有にするか、完全二世帯にするか、
親世帯と子世帯でしっかり話し合って決めるのが良いでしょう。