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家づくりを考えるなかで、
比較して検討したいあれこれを
ミヤウチ建設なりに解説します。


今回の取組は…


(東)#オール電化
(西)#電気ガス併用



さて、軍配はどちらに上がるのか?
見合って見合って~~
はっけよい、のこった!

「オール電化住宅」と「電気ガス併用住宅」はどっちがいい?

オール電化住宅とは、
住宅の熱源にガスを使用しない住宅で、
お湯は電気温水器やエコキュートでつくり、
コンロはIHクッキングヒーターを利用します。
ガスの契約をしないため光熱費は電気料金のみになります。


電気ガス併用住宅とは
従来通り電気は電力会社から購入して、
給湯やコンロはガスを使用し、
光熱費は電気料金とガス料金が発生します。




お湯をつくる給湯システムについては、
電気でもガスでも給湯リモコンを操作すれば
蛇口からお湯が出てくるシステムに変わりはなく、
使い勝手に大きな差はないです。


しかし、コンロは、
ガスコンロかIHクッキングヒーターかで
使い方は大きく異なり、
どちらが使い勝手が良いかは人それぞれの好みがあります。



◎オール電化住宅のメリット

・光熱費の支払いを一本化でき電気料金の割引が適用される場合もある。
・プロパンガス地域の場合は光熱費がかなり安くなる場合がある。

◎オール電化住宅のデメリット

・床暖房や浴室乾燥機のパワーがガスに比べると劣る。
・停電時にコンロが使用できない。



◎電気ガス併用住宅のメリット

・コンロをガスコンロにするかIHクッキングヒーターにするか選ぶことが出来る。
・床暖房や浴室乾燥機(カワック)をガスで行うためパワーがある。

◎電気ガス併用住宅のデメリット

・電気料金とガス料金が別会社との契約の場合は割高になる場合がある。
・新築時はガス配管工事代金が必要



結論

2016年4月の電力自由化、
2017年4月の都市ガス自由化によって、
オール電化にすることの
料金的なメリットは薄まりました。


電力会社とガス会社の自由な組み合わせによって
メリットがある料金メニューを自分で選ぶこと
が出来るようになったからです。


給湯システムは
電気であってもガスであっても
使い勝手に大きな違いはありません。


大きく異なるのはコンロで、
ガスコンロが良いかIHクッキングヒーターが良いかは、
好みが分かれるところです。


電気ガス併用住宅だと
どちらのコンロも選ぶことが出来ますが、
オール電化の場合は
ガスコンロを選ぶことは出来ません。


また、床暖房や浴室乾燥機のパワー
を求めるならガスがお勧めです。


10年程前はオール電化住宅が人気でしたが、
原発問題や電気料金の高騰で
オール電化住宅の人気が薄れています。


ただ、電力自由化によって
お得な電気料金メニューができているので、
光熱費と使い勝手を考えながら決めるのが良いでしょう。

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